2016.10.18 朳差岳 登山
日曜日、コメントで勧めていただいた
朳差岳登ってきました。

朳差は”えぶりさし”と読みます。
俺は最近まで読み方知らなかったし
そういう山があるのも知りませんでした。

日帰りで登った方のブログなどを読むと、
だいたい10時間前後かかっています。
去年から登山始めた初心者の自分にとっては
これまでで一番のアタックです。



例によって写真多いですが
自分の登山記録みたいなものなので
登山に興味ない人にはおもしろくないかも。
次の週以降はラグビーの用事が続くので
この日しかチャンス無いかなと思って
前日の飲み会は一次会で帰り、
9時過ぎには寝て4時に起きました。

自分的には少しとはいえ、ジョッキで4杯くらい
飲んでたので体調どうか心配だったけど、
意外なほどすっきりしてました。


4時半に家を出て、胎内スキー場のさらに奥にある
奥胎内ヒュッテに5時10分頃着きました。

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金曜夜に家からここまでどれくらい距離あるのかと
下見で来てみました。

胎内スキー場からここまでは15kmの山道でしたが、
道路わきに牛みたいなのがいるなと思ったら
2頭のニホンカモシカだったり、サルがいたり、
タヌキがいたり、ウサギがいたり、
獣たくさんでした。
熊はいなかったけど。


車は奥胎内ヒュッテまでしか入れないんですが
そこから先の足の松尾根登山口まで
さらに3kmくらいあります。

奥胎内ヒュッテから登山口まで乗り合いタクシーが
5時半から20分間隔で出てまして
それに合わせて来ました。

3kmを40~50分かけて歩くより、
タクシーなら10分なので時間短縮できますからね。

しかし・・・バス代500円の小銭用意するの忘れて・・・。
財布には5千円札しか入ってないし・・・。


5千円札崩れますかって聞いてみるか悩んだけど
ダメだったら切ないし、3kmくらいなら歩くかと思って
5時20分に出発しました。



日の出前なので薄暗い・・・。
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まじで熊出そう。


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一般車は通れないといっても、
しばらくはよく整備された道路が伸びてます。


お?トンネル通るんか?
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って思ったけどそっちじゃなく、

ここからは舗装されていない、もろに林道を
進むようでした。
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いかにも熊に出会いそうな道なんですが、
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先行するお二人がいたので、
安心して歩いていけました。


そのうち乗り合いタクシーが追い越していくんだろうなと
思いながら歩いてたんですが、来ませんでした。
時間的に出発してるはずなのに。
乗る人いなかったんかな?とか思ってました。


45分ほど歩いて足の松尾根登山口に到着しました。
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車に自転車を積んできて、ここまで自転車で
来る方も多いようです。


あとで調べて知ったのですが、乗り合いタクシーの
運用は、今年は10月12日までで、
既に終了していました。

小銭用意してて、タクシーまだかな?まだなんかっ!?
ってずっと待ってるよりラッキーだったかもしれない。



6:08 登山口スタート。

登山口は標高470m。
最初は平たんな御用平というブナ林を進みます。
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が、すぐにこういう斜面が目の前に現れます。
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かなりの斜度なのでロープが垂らされています。

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ひたすらこんな感じです。

根っこ斜面だけで200mくらい登るんじゃないかと
感じました。


6:44 姫子ノ峰 到着。
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200mどころか300m登ってた。

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全然山の位置関係が頭に入っていなかったので
あの輝いている山が杁差岳かななんてこのときは
思っていました。


姫子ノ峰を過ぎるとちょっと危険な岩場を通ります。
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足を踏み外すと何十mも落っこちそうです。


相変わらず根っこ斜面が続きます。
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登りはいいんだけど、帰りこんな急な斜面
どうやって下りるの?って思ってました。


7:19 滝見場 到着。
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滝見場というだけあって、滝が見られます。
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誰か修行していそうな本当にいい滝でした。


7:20 英三ノ峰 到着。
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滝見場のすぐ上でした。


7:38 ヒドノ峰 到着。
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登山道は斜度があるのでどんどん標高が
上がっていく感じです。


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水場の標識もわかりやすく立てられていました。


次第に視界が開けてきます。
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上りがずっと続いて疲れが出てくるんですが
まわりの山々が見えてきて気持ちが切り替わりますし、

1000m超えるくらいから紅葉もきれいになってきて
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登ってよかったなーと思えてきました。



8:09 イチジ峰 到着。
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見上げる先に、最初の目的地大石山の山頂が。
まだまだ先は長い・・・。

このあたりではっきり二王子が見えるようになりました。
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毎日見ている山だけど、裏側から見るのは初めてです。


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左手に綺麗な山がずっと見えていたんですが、
まだこのときはなんていう山なんだろうと
わかりませんでした。


8:41 西ノ峰 到着。
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視界の先に山小屋が見えたので、
お?あれが杁差岳だな!ってこのときは思ってました。

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左の山にも山小屋が見える。
あれはなんて山だ?


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二王子よりも高い位置から五頭山方面を見ると
山だらけで、どれがどの山なのかさっぱりわかりません。



8:46 大石山山頂 到着。
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奥に見えるのが目指す杁差岳だと
ずっと思ってたんですが、この荷物の持ち主の方と
話して、違うということがやっとわかりました。
こっちは北股岳方面でした。

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杁差岳は、今までなんていう山だろうと思ってた
こっちだった(笑)
人に会って聞かなければ反対方向に進んでました。


それにしても、大石山からの景色は絶景でした・・・。
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朝日連峰手前の盆地っぽいところに雲が溜まってて
湖のようでした。
あのあたりは、山形の小国とか飯豊あたりなのかな?
右奥に見えるのは蔵王山?


さて、最終目的地を目指すわけですが
ここからがきつかったです。
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杁差岳はすぐ目の前にあるんですが、
その前に大石山を下り、鉾立峰を登り、
そして下り、杁差岳に登ります。

150mくらい?の傾斜がきつい上り下りを
繰り返すのでかなりハードでした。


9:26 鉾立峰山頂 到着。
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さらに下って登らなければなりません。
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見下ろすとかなりの標高差で、
既に二王子の上りの1.5倍以上の時間を
登り続けている足にはきつい・・・。


なんとか登った先には、
藤島玄という人の石碑がありました。
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石碑前を通過するとあと少しで山頂です。
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山小屋はとりあえず素通りして、
9:57 杁差岳山頂 到着!
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奥胎内ヒュッテからは4時間37分、
登山口からだとなんとか4時間切れました。
きつかった・・・。

達成感を感じながら、しばらく景色を眺めていました。

朝日連峰方面。
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村上方面。
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海側は空気がモヤっていて、佐渡や粟島までは
見えませんでした。

飯豊本山方面。
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この飯豊連峰の眺めがとにかくすごい。

二王子方面。
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新発田市街が見えるってことは、
新発田から杁差岳が見えているってことなんですね。

この写真には写っていないですが、
角田山、弥彦山まで見えました。
夜なんて新潟の夜景まで見渡すことができて
さぞかしきれいなんだろうなと思いました。

空気が澄んでいるときにここで一泊して
見てみたいですね。


山頂で食事です。
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朝コンビニでおにぎり買ったのに、
86ちゃんの中に忘れてきてやんの・・・。

水は十分あったし、ゼリーも3つ持ってたので
栄養的には十分だったんですが。



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この景色名残惜しいのですが、下山開始します。


山小屋見学してみました。
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トイレもあります。

中は綺麗で2階もありました。
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なんだこれって思ったんですが、
雪積もったらここから出入りするんですね。


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帰るためには再びこれと闘わなければ。
杁差岳 - 鉾立峰 - 大石山の登り返し。

いったん下ってから、さて登るかと山見上げると、
ほんとにはるか上までそびえ立ってて
足がすくみます・・・。

どんな山でも多少の上り下りはあると思いますが
これはきつい。
落差150mあるとしたら、600m分登ってるって
ことだから、2000m級の山登ってるのと変わらない。



1時間かかってやっと大石山まで戻ってきました。
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振り返ると杁差岳があんなに遠くに。


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二王子から飯豊連峰を見ていたときは
立派な山々だなと思っていたんですが
こちらから二王子を見ると、
二王子も立派な山ですね。


飯豊本山側の景色も見納め。
本当に素晴らしい景色です。いい日に来れてよかった。
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二王子の裏にこんなすごい場所があったんだと
純粋に感動しました。
二王子山頂から眺めていたときは
あんな秘境に人が立ち入れんの?なんて
思ってたけど、山小屋はたくさんあるし、
稜線上はどこまでも登山道が続いているし。

眺めてて、日帰りでも北股岳はいけるかなと思いました。
距離はあるけど、大石山から杁差岳までの
登り返しのような、体力的な難所が無さそうなので。


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大石山からはひたすら下り、下り。


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何度も振り返りますが、振り返るたびに
鉾立峰が遠くに。
あんなに遠くにいたんだなと思うと感慨深いです。



下りはほんときつかった・・・。
疲労でがくがくな足に根っこだらけの斜面は
とにかくきつい。
滑ったり、足首ひねりそうになります。

それと、2時間以上ずっとブレーキをかけながら下って
くるもんだから、ひざや足の指先は痛み出すし、
足の裏は豆できそうになるし、
きつ過ぎて、なんなのこれって笑ってました。


よろよろになりながらも、
13:43 足の松尾根登山口 到着。
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こんなにホッとしたゴールは久しぶりです。


のんびり歩きながら、
14:25頃 奥胎内ヒュッテ 到着。
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朝5時20分頃出発したので、ちょうど9時間ほどで
帰ってくることができました。

二王子岳と朳差岳の標高差はたった216mですが
かかった時間は倍以上。
どうしてなのかは登ってみてわかりました。

二王子は気が向いたらちょっと登ってくるかってことが
できるけど、朳差岳はそれ自分には無理です。
体調整えて、準備もそれなりにしないと。




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奥胎内ヒュッテにはレストランがあるんですね。

ゼリーしか食べてないから、下山途中腹減って
グーグー鳴ってました。
帰りに『赤シャモジ』に寄ってラーメンだな!なんて
思ってたんですが、下り切るころには疲れと足の痛みで
ぐったりしてて、食欲ありませんでした。



文章読み返してみると、きついって言葉結構使ってますね。
ほんときつかったんですよ。

でも、去年赤谷まで歩いたときも感じたけど、
体を痛めつけられるのはある意味幸せですね。
それくらいまだ体が動くってわけだから。

今回は眺めるだけだった北股岳とか、
また挑戦できること探そう。


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